商品やサービス、ブログ発信で大事なことの一つ
たったひとりのお客様、ペルソナを設定することです。
ペルソナとはWebマーケテイングで活用されるお客様像のことです。
ペルソナと似たマーケテイング用語に「ターゲット」というものがあります。
これはより広い範囲のお客様のことを指します。
私も、起業初期には違いが分かりませんでした。
実際に商品やサービスを買っていただくお客様は多いほどいいのに。
誰もが喜ばれる商品・サービスでなくてはいけないのでは?
「ターゲット」設定をするのとどう違うの?と思っていました。
「ペルソナ」と「ターゲット」との違いは、お客様の設定の深さの違いです。
お客様の悩みや叶えたい未来を、より深く詳細に想像する場合ペルソナを設定します。
あなたのターゲットの中の、たった一人のお客様の心情を想像することに意味があります。
■ターゲット
40代~50代、女性、パート主婦、インテリア好き、犬好き、
■ペルソナ設定
・名前・性別・年齢・居住地・職業・家族構成・収入・1ヶ月に自由に使える金額
・背伸びをして無理して使える金額・性格・趣味・得意なこと・職場や友人との人間関係
・どんなライフスタイル・読んでる雑誌・本ジャンル・愛読書・自由に使える時間帯
・出没スポット・何にお金を使っている・普段情報の収集元・情報収集の時間帯・その他情報(過去の経歴など)
というように
「ペルソナ」と「ターゲット」との違いは、お客様の設定をどれだけ深くするかによって
お客様の悩みや叶えたい未来を、より深く詳細に想像することです。
私が文章を書くときには「自分が書きたいことを、自分が読みたいもの」として書いています。
それじゃ、「自分がペルソナになってしまって、だれも読んでくれないのでは?」と疑問に思われるかもしれませんが、私の後ろには私と似たような人が何千人もいるから大丈夫です。
そして、もう一人の自分が私を客観的に見ており、自分のことを書いてはいますが、書き手は読み手でもあるのです。自分ともう一人の自分が、この話題について頭の中で言葉のキャッチボールをしています。
文章を書く司令塔はもう一人の自分です。自分ひとりで書き手と読み手をこなしています。
ちょっとややこしいですね。
あなたが伝えたいことには必ず相手がいます。
普段の友人との会話を思い返してみましょう。
無意識に相手にとって良い情報を伝えようとしているはずです。
たまたま入ったカフェランチがすごく美味しかったので、こんど一緒にどう?
●●さんが好きなパスタが絶品だったよ~とか。
よく自分の言いたいことだけ一方的に話す人がいますが
そういう人ってなんだかうっとおしいですよね。
○○さんは「自分のことばっかり喋って聞くのがしんどいわ」なんて愚痴を
小耳にはさんだ経験は誰にもあるはずです。
コミュニケーションは相手のとの言葉のキャッチボールで成り立ちます。
一方的では独りよがりになってしまいます。
では、相手の顔が見えないアメブロではどうしたらいいのか?
いまこんな悩みを抱えている人は、こんな情報があったら嬉しいに違いない。
私がこうやって解決して、こんな変化があったよ。
それで、こんな風に思ったんだよね。
と相手に語りかけるように書けばいいのです。
「たったひとりに届ける」という思いで書くから、世界のどこかで心に刺さる人が現れます。
これを、多くの人に届けたいと思って書くと、ぼんやりとするのです。
よくラブレターを例にして説明するのですが、ラブレターって1対1のメッセージです。
どうやったら相手に自分の想いが伝わるんだろうと、めちゃくちゃ考えて書きますよね。
恋をするたびに書くのは面倒だからといって誰にでも使えるラブレターを作っておく人はいませんし、それを貰ったとしても刺さらないですよね。
誰かが読むだろうという文章は誰の心にも刺さらないということです。
あなたの投稿に心が動いたら
あなたのブログにコメントをくれたり、ブログをシェアーしてくれたりします。
ある1人の心を突き刺すから、そこからどんどん広がっていくのです。
ぜひ、あなたのビジネスのターゲットを深く掘り下げるペルソナを設定し、心情をくみとってみましょう。